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Subsections

3 用意するもの

network reachable なコンピュータを1台用意する.UNIXが便利だと思う.

講演論文集作りには二つのおおきなプロセスがある.原稿集め(査読 込み)と,論文集編集である.この二つのプロセスは可分であり,それぞれを 別のサーバで賄う事も可能である.MySQLの場合,蓄えるデータベースの実体 はすべてファイルシステムに焼かれる.たとえば FreeBSDの場合, /var/db/mysql以下に全テーブルが書き出される.これをコピーするこ とにより,編集作業を継続できる(無論あらたな投稿には対応できない)


3.1 原稿集め機構

以下のソフトウェアをインストールする.この一台の内部でローカルに全ての ソフトウェアが使えるようになっていなければならない(つまり一部を他の マシンに委ねる or 分散させることは不可). 以上が論文原稿集めに必要である.筆者はコンピュータとして FreeBSD 6.0-RELEASE を使っているが,CCMを除く全ては Ports コレクションからインストールできた.

3.2 論文集編集機構

冊子体としてまともなものにするためには,目次(プログラム),各論文の通 しページ番号やロゴの焼き付け,索引,各論文をブラウズするためのトップ ページなどが必要となろう.それには以下が必要となる.

なお,PDFlib の正規版に投資する資金がない場合,全く他に手がないかといえば そうではない(らしい).以下のキーワードで検索されることをお勧めする.

  1. Acrobat 内部の Javascript base のスクリプトを使う(詳細不明)
  2. FOP
  3. iText
  4. JasperReports



Tetsushi "Wahaha" Ueta 2008-08-16