$
による数式モードに
替えて記述すること( -1 → $-1$
).ダッシュは通常,
$a$-$b$
のようにモードを抜けて用いる.
ダメダメ | これが正しい | ||
ダメダメ | これが正しい |
関数は通常ローマン体で書かれる.定義済みの関数( \sin
, \cos
など)はきちんと用いることはもちろんだが,定義されてない関数も,
プリアンブルにおいて,
\def\diag{\mathop{\rm diag}\nolimits}と定義しておいて,本文中で
\diag{A}
と用いること.
数式中でよく用いられる for や if, and
などは,\mbox{and}
として一時的に段落モードに戻すか,
{\rm and }
として,ローマン体を用いなければならない.
(つまりただ and と書いてしまうと,これまた変数 a と n と d の積
になってしまう!)\ref
や \cite
などを用いるときは,
それらの命令の前に \protect
をつける.さもなくばエラーとなる
(例)
\caption{A graph of Eq. \protect\ref{eqn:system}.}
\array
環境中の要素に \frac{}
などを用いる
ときは,各 row 先頭に必ず \displaysytle
を
用いて displaystyle に切り替えてやること.\mbox{\boldmath $A$}
を用いるか,
\mbox{\bf A}
のどちらかとなり、好みの分かれるところであろう.
LATEX2e では bm パッケージを用いて、
\bm{A}
とする。
ボールド体の変数はイタリックであるべきか,ローマンであるべきかは
気になるところであるが,世の中の出版物で
どちらが多く用いられているかは分からない.(多くの雑誌では,著者の
判断に任せているようである)`` strings ''
のように用いる.double quotation をつかった "strings"
との
違いに注意.double quotation は事実上用いる必要がない.