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Proceeding of Domestic Conference
竹野 凌, 関 陽介, 佐野 雅彦, 松浦 健二, 上田 哲史, 交通事故の危険度と移動者を考慮した移動経路提案システム, 電気関係学会四国支部連合大会講演論文集, 295, 高知, Sep. 2015.
Abstract: 交通事故の原因には,本人の操作ミスや道路の 形状,周囲の環境など様々な要因がある.本研究では,環境的要因により事故発生の危険性が高いと想定される地点を「危険地点」,各地点の危険度合いを「危険度」と定義し,危険地点と危険度を把握し注意,回避させることでより安全な移動の実現を目的とする. 危険地点を把握した移動に関する先行研究として,地震災害時に利用者からの提供情報を元に,危険度の高い地点を回避する安全な移動経路を案内する研究[1]が報告されているが,適用場面が地震災害時に限られている.また,個々の危険地点が移動者自身に直接関係するかは考慮されていない.本研究では,日常生活下での移動における危険地点回避を支援の対象とし,登録された交通事故に関する情報をもとに,移動者を考慮したより安全な移動経路を案内するシステムを提案する


Contact address: ueta @ tokushima-u.ac.jp
2020-10-01