Sharp SL-C700を導入してみました．2003年3月ぐらいには 買ってたのですが，どうもイマイチ使いこなせず…

• メルコの無線LAN CFカードを買うも，壊れる．(一応使えていた) その後補償を使って修理，戻ってくるも別のカードになっていて， もうもはや Zaurus では認識できませんでした…
• バッテリがもたない．無線LANカードには湯水のごとくエネルギを 供給している模様．
• 標準カレンダー．うーん，会議をすっぽかすことは少なくなったが… Outlookとなんか同期しても何にもうれしくないしなぁ．そもそも Windows使わんし．
• ザウルスショットはちょっと使えるかも．でもこれも インターネットが使えれば不要な機能のような．
• SDRAMは 256M を 2 パーティションに切り，swap は ext2 で作ってみる．

装着するとかなり飛び出る．	開いたこともなかった NetFrontでウハウハ

• qpdf2 + qpdf-japanese + freetype を導入．エンジンは xpdf らしい． ザウルスのラウンンチャーを使うと File + Open からファイルを選択 できない(というよりは，たぶんラウンチしたディレクトリ以下しか見えず， 親ディレクトリへの移動アイコンもないので，このままではどうしようもない．) とりあえずはターミナルから， 直接コマンドラインで qpdf と引数のPDFファイルを指定する． この使いかたでも特に苦痛は感じない．Acrobat が C700 で動くのを心待ちに していた私としてはたまらないプログラムである． Embedded font を使うと，表示品質も素晴らしい． フルスクリーンモードでは，スライドが画面にはぴったりは 収まらない．別売りのプレゼン用インタフェースを使うと，外部VGAとしては きれいにフルスクリーンに投影できたりするのだろうか． もしそうなら，すぐそのインタフェースは「買い」だ． 誰か試していないだろうか…
• ssh を導入．メインで使っているUNIXサーバには接続できるが，128Kbpsでは さすがにインタラクティブに使うのには苦痛が…メイルは辛うじて読めるが， 日本語が打てないじゃん．
• 今まで全く使ってなかったザウルスメールを設定する．procmail で 選別されたもののうち，10KB以下のものだけカーボンコピーとして 別アカウントにフォワードし，ザウルスからは POPでそれを読むようにする．
• ポーランドにおいて，ACアダプタを220Vの電源に刺して充電してみる． 大丈夫そうである(真似なさって破壊されても当方は責任を持てません. ちなみに100V仕様のNi-H 乾電池用充電器を，220Vの香港で使用したことも ありますが，これも壊れずに使えました．熱くなるのですが…)
• 付属カレンダーは使い勝手はかなりイマイチですが，それなりに使えない こともありません．代替ツールとしては datebook2, もしくはその進化バージョン Qualendar もあるのですが，まだ乗り換えられずにいます… どうしても欲しい機能としては，Zaurus で入力したスケジュールデータを テキストで持ってくる手段です．普段 Outlook など，全く使わない筆者と しては，USB経由でチンタラとデータの同期，Outlook でスケジュールを見る， などアホらしくてできません．Qualendar はデータが XML に落ちるので， これを internet 経由で拾いたいと思い，乗り換え作業を始めましたが， そこで見つけたのが zdbat. これは Zaurus の各種ツールの BOX 形式データ に直接アクセスできるツールです．フォーマットとしては CVSが使える模様． すばらしい．Zaurus の BOX データに直接変更，追加書き込みも出来るようです． テキストにさえなれば，後の料理は perl でなんとでもなるので， いよいよ Zaurus をパーソナルツールとしてマトモに使うことができそうです．
• はい，ということで，スケジュールから適当にデータを 抽出してウェブに貼ったり，全データ一覧を作ったり，かなり ウハウハ状態です(^^
• 黒岩先生よりSL-C760用バッテリを思いがけず譲ってもらいました! (ご使用にならないのだそうで…) バッテリの角の爪をカッターで削ればそのまま装着可能です．裏ぶたも 頂いたのですが，これもバッチリ使用できます．